よくあるご質問

お墓についてよくあるご質問をまとめました。

こんな場合はどうしたらいい?どうしたら良くなる?などお客様ごとにお悩みがあることと思います。その他ご不明な点などお気軽にお問い合わせください。

お墓について

お客様からご依頼を受ける時期にもよりますが、約1か月~1か月半ほどで完成します。お盆やお彼岸など、受注状況によっては完成予定を少し長めにお伝えすることもあります。

当店では約9割の施主様が和墓(昔ながらの形)を選ばれます。

その上で隣接するお墓や親族のお墓の大きさを確認して形と大きさを選ばれる方が多いです。

和墓だと、蓮華型と三段型ではかかる費用にも差が出てきますので、ご予算に応じてのご相談も承っております。

(1)墓地探し

交通アクセス・雰囲気・宗教など考慮して決定してください。

区画の大きさや水道の有無なども重要です。

当店で墓地を紹介することもできますのでお気軽に問い合わせください。

(2)墓地を購入する

条件にあう墓地が見つかったら購入します。

永代使用料を支払い墓地の使用権を取得することになります。

(3)墓石の選定・お見積もり

予算・ご希望に応じて石種・形・大きさを選び、費用をお見積もりいたします。

当店では展示場にある墓石はもちろんですが、現地で先に建っているお墓を参考にしながらの提案もさせていただいております。

(4)工事請負契約

お見積もり内容で決定しましたら工事請負契約書を作成します。

(5)墓石工事

墓石工事をおこないます。通常1か月~1か月半ほどの期間を見積もっております。

(6)完成・開眼供養・納骨

完成後開眼供養を行い魂入れをします。ご遺骨をお持ちの方は納骨をおこないます。

(7)お支払い

完成後2週間以内でのお支払いをお願いしております。

入れる字体、書体に決まりはありません。

前字だけでも浄土真宗であれば南無阿弥陀仏、日蓮宗であれば南無妙法蓮華経、または○○家之墓と入れる場合など様々です。

ただし、お寺さんの境内で建てられる場合は前字が宗教によって決められている場合もございますので事前に確認が必要です。

金沢で多い和墓のケースを紹介しますと

例)浄土真宗の場合

前字    …    南無阿弥陀仏
横字(左側)…令和○年○月建之 山本 康博(建てる人の名前)
横字(右側)…先祖代々

右側には先祖代々を入れる方がほとんどですが、故人の法名を彫ることも可能です。

 

お墓を建てる費用について

新しくお墓を建てる際には墓地の永代使用料と墓石工事費がかかります。

永代使用料は墓地とその大きさによって様々です。

墓石工事費は、墓石の大きさや石の種類(産地)によって大きく変わります。
一般的に国産材>インド材>中国材の順で並べられます。

また、敷地が大きくなるにつれて基礎コンクリート工事費も上がりますし、囲い石(外柵)をつけるかどうかによっても変わってきます。

金沢で多い8寸の大きさのお墓を外国材墓石で建てられる場合でも基礎工事など入れると約100万円ほど工事費用が必要であることが多いです。

お電話ではお答えいたしかねます。

まずは現場を見せていただかなければ、立地条件などがわかりません。

建立工事や運搬に必要な機械が別途必要な場合もあります。お客様と一緒に立ち合いの上、御見積り申し上げます。

現金または銀行振込でお願いしています。

現金の際は集金に伺うことも可能です。(金沢市内)

お墓の引っ越しについて

可能です。

最近は足元に不安が出てお参りにいけないなどの理由で、近くのお寺さんにお墓をお引っ越しされる方が増えています。

また、県外から金沢へお墓をお引っ越ししたいというご要望にお応えしたケースもあります。

一般的な流れを紹介しますが、必ずしもすべて必要になるかは受け入れ先にもよります。

現在の墓地管理者と新たな受け入れ先に、必要なものを確認する必要があります。

(1)移転の挨拶

現在の墓地管理者にお墓を移転する旨を伝えます。

市営墓地であれば市民課の生活衛生室、お寺さんであれば住職様とお話することとなります。

(2)受入証明書の発行

新しい移転先墓地の墓地管理者から受入証明書を発行してもらいます。

(3)埋葬証明書の発行

現在の墓地管理者から埋葬証明書を発行してもらいます。

(4)改葬許可証の発行

現在遺骨を埋葬している墓地の市区町村に改葬の申請をします。

「改葬許可申請書」に必要事項を記入し、改葬許可証を発行してもらいます。

(5)閉眼供養

お墓を移転する前に、住職様に魂抜きのお参りをしていただきます。

(6)遺骨の取り出し・墓石の解体・更地化

ご遺骨を取り出し、お墓を解体します。

墓所は更地にして管理者に返還することが原則です。

基礎コンクリートや囲い石(外柵)がある場合は処分する必要があるので、その費用も見積もっておく必要があります。

(7)ご遺骨・墓石の運搬または墓石処分

ご遺骨は新しいお墓に納骨するまでは、移転先でお世話になる住職様に預かっていただくか、ご自宅で供養します。

墓石は移転先で建て直しであれば運搬しますが、新しく建て替えする場合は処分します。

(8)改葬許可証の提出

新しい墓地管理者に改葬許可証を提出します。

(9)移転先での墓石工事

元あるお墓を建て直す場合に墓石工事をおこないます。

この際に長年の汚れを落とす墓石洗浄をお勧めしております。

(10)納骨

住職様に魂入れのお参りをしていただき、ご遺骨を新たな墓地に納骨します。

お墓のお引っ越しにかかる費用は

  • 元の墓所を更地にする費用
  • 墓石を解体し運搬または処分する費用
  • 新たな墓石または元の墓石を建て直す工事費用

これらが主にかかる費用です。

お墓と区画の大きさにもよりますので具体的にはお見積もりしてみませんと申し上げられません。

その他にも長年の汚れがついている墓石を洗浄したり、文字に色が入っている場合には色の入れ直しをするなど施主様にご満足いただいているサービスもあります。

墓じまい(お墓の処分)について

墓じまいとは、お墓の供養について将来の不安を感じている方が

  • 後継者がいない
  • お墓が遠方にあり、なかなかお参りに行けない
  • お墓とは別の形で供養したい

などの理由でお墓を処分し合葬墓や納骨堂に移したり、手元供養や散骨などその他の方法で供養することをいいます。

墓じまいをするにあたり注意しなければならないことがあります。

(1)家族や親族で話し合い、合意していること

墓じまいをするにあたり、親族内で望まれない方がいると揉めることがある場合があります。
墓守として将来を案じ、墓じまいを選択することを親族内で合意した上でおこなうようにし、後々のトラブルにならないよう配慮が必要です。

(2)墓地管理者にあらかじめ伝えておく

墓じまい=墓地の返還となるので、事前に書類手続きが必要な場合が多いです。
勝手にお墓を処分して墓じまい完了!というわけにはいきません。

市区町村の墓地では墓じまいする旨と書類手続きで問題ありませんが、お寺さんの墓地ではしっかりとお話しなければならないこともあります。長くご遺骨を納めていた墓所ですので、マナーとして挨拶が必要です。

(3)ご遺骨をどうするのか決めておく

お墓からご遺骨を取り出した後、どう供養するのか決めておきます。

  • 新しい墓地にお引っ越し
  • 納骨堂に入れる
  • 手元供養する
  • 散骨する

など挙げられます。

墓じまいにかかる費用は

  • 墓所を更地にする費用
  • 墓石を処分する工事費用
  • 閉眼供養(魂抜きのお参り)のお布施

などが主な費用です。

基礎コンクリートや囲い石(外柵)がある場合はその処分費用も見積もっておく必要があります。

お墓と区画の大きさにもよりますので具体的にはお見積もりしてみませんと申し上げられません。

原則支払った永代使用料が返ってくることはありません。

永代使用料とはあくまでもお墓の土地の使用権を取得するために支払うもので、土地を取得するものではありません。

ご遺骨をお墓から取り出し、運搬する際にはダンボールと新聞紙など梱包の用意をします。

骨壺が割れないように緩衝材として新聞紙やキャプロン(プチプチ)を使用するといいでしょう。

陶器の骨壺の場合は中に水が溜まっている場合もありますので、ご遺骨がこぼれ落ちないように水を抜いてあげましょう。

当店でご遺骨を取り出すお手伝いもできますのでお問い合わせください。