お墓について

お墓のかたち

和墓

金沢では大きく分けて、3種類の形の和墓が主に建てられてきました

  • 左:縦長の石(棹石さおいし)の下にすぐ家紋を彫る石(上台)がある三段型さんだんがた
  • 中:棹石の下に座布団がある胴張型どうばりがた
  • 右:棹石の下にはすの花 がある蓮華型れんげがた

写真では南無阿弥陀仏が彫ってある石(棹石さおいし)の寸法が8寸(約24.24cm)、9寸(約27.27cm)、1尺(約30.3cm)と大きくなるにつれてお墓の幅・奥行・高さが伸びていきます。

価格は、蓮華型>胴張型>三段型 と華やかな形になるほど上がっていきます。

洋墓

洋墓

金沢市奥卯辰山墓地公園・内川墓地公園の洋墓区画で建てることができる既定の形です。

お寺さんの境内で建てることもありますが、基本的に和墓が多いので事前に住職様に確認が必要です。

 

それぞれお客様のご要望、ご予算、お墓を建てられる場所の大きさに応じて
お墓の大きさ・石の種類・デザインをご相談させていただいております

山本石材こだわりの施工

お墓の工事は、施主様の目の届かないところに“こだわり”があり、お墓を永くお参りしていく上で重要な部分が多いです。

安心の耐震施工

耐震ボンド

耐震ボンド

石と石の間には石材耐震ボンドをしっかりと使用することで地震に備えます。

ホゾ穴加工

棹石の底と上台の天部、上台の底部と下台の底など接着面にサイコロ状の石を埋め込むことで動きを止めます。

凍結時、目地に入った水分が凍ることで石が動くことがありますがその対策にもなります。

外柵(囲い石)のつなぎ目にはL型金具と異形アンカー

L型と異形アンカー

延べ石に穴あけ加工をしておき、据え付け時にはL型金具をナットで取り付け、石と石のつなぎ目が広がってこないようにします。

また異形アンカーも使用することで、囲い石の中へ打設するコンクリートと離れないようになります。

基礎工事はしっかりと転圧・配筋施工

基礎工事は完成すると見えなくなってしまう部分ですが、お墓が傾かないようにするための重要な工程です。

転圧

転圧

敷地の土を掘り、砕石を入れた後に機械を使用して転圧します(締め固めます)。

お墓という重量物が乗るので、沈み込んでしまわないよう丁寧に行います。

配筋・コンクリート打設

転圧の仕上がったところへ、必ず鉄筋もしくはワイヤーメッシュを入れてコンクリートを打設します。